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自然冷媒機器

省エネ型自然冷媒機器を取り入れよう!その効果も併せて解説

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省エネ型自然冷媒機器とは

省エネ型自然冷媒機器とは、水やCO2などの温室効果が小さい自然冷媒を使った、エネルギー効率の高い機器のことを言います。従来は、温室効果の高いHFC(ハイドロフルオロカーボン)を冷媒とするものが多いものでしたが、近年では省エネなどに強い、省エネ型自然冷媒機器を積極的に取り入れる店舗などが増加しているのです。

エネルギー消費量の削減ができる
省エネ型自然冷媒機器を使うことで、最も助かることのひとつが機器のエネルギー消費量が抑えられるということだと言えるでしょう。つまり、電気代などのランニングコストが減少すると言えるのです。

また、省エネ型自然冷媒機器の種類には、さまざまなものがあります。例えば、フリーザーなら8度からマイナス20度まで物を冷やすとしても、約8分でその工程が終了するという精度の高いものもあります。省エネ型自然冷媒機器ではないフリーザーで冷やすと約11分の時間がかかるところ、3分も早く完成するのです。

高い温度から低い温度に冷却するには、大きなエネルギーが消費されるのが一般的ですが、凍結時間を短縮することで、無駄なエネルギー消費も防ぐことが可能となります。

環境への配慮が大きいので、安全面が高い

省エネ型自然冷媒機器の魅力は、はっきりと目に見えるものだけにとどまりません。環境に優しい機器となるように製作されています。現在までの冷媒機器の多くは、フロン類(クロロフルオロカーボンなど)や代替フロン(ハイドロフルオロカーボン)を利用してきました。しかし、これらはオゾン層の破壊や地球温暖化の原因となるといわれています。つまり、これらを利用した機器の使用を続けることで、環境に大きな影響を及ぼしてしまうのです。そこで、大気中への排出を防ぐため、2001年に「フロン回収・破壊法」が制定されました。この詳細は、フロン類などを利用する機器を整備したり廃棄したりするときに、回収を義務付けるものとなっています。

省エネ型自然冷媒機器は、毒性のないCO2などを利用し、独自のコンプレッサー技術や新しい冷凍サイクルを採用することで効率化を図ることができるようになりました。また、フロン類が排出されないので、環境に影響を与えにくく、高い安全性を誇っています。

さらに、店舗や工場などが省エネ型自然冷媒機器を導入することで、「地球環境のことを良く考え、積極的に動いている会社」というイメージがつきますので、働く社員も誇りを持つことができますし、ネームバリューにも一役買ってくれることもあるでしょう。

省エネ冷媒機器の導入で助成金が出るため、結果的に高価な買い物とならない

省エネ型自然冷媒機器は便利で役立つ機能が搭載されているため、価格も高めに設定されています。それにより、導入するには経営上ためらってしまう店舗オーナーなどもいることでしょう。たしかにある程度の出費は必要ですが、省エネ型自然冷媒機器を導入すると、環境省が制定した補助金を受け取ることも可能です。補助金を受けるには、申請や必要書類の提出などの一定の手続きが必要とされ、補助が下りるまでに時間はかかってしまいますが、導入しやすい環境ができるのは事実です。

また、古い冷媒機器は省エネ機能がない場合が多いので、使い続ければ使い続けるほど消費エネルギーはかさみ、結果として莫大な電気代がかかってしまいます。毎日使い続けるものですから、長い目で見れば省エネ冷媒機器を導入する方が、安価な買い物になるでしょう。

まとめ

省エネ冷媒機器は、ランニングコストを下げながらも効率よく機能してくれます。また、環境に有害な物質を出さないという安心感もあることから、それらを使う店舗や工場側にとっても、省エネ冷媒機器を使って作った商品を購入する顧客側にとってもメリットにつながることでしょう。

省エネ冷媒機器の技術は年々上がってきているので、今後の新作にもぜひ期待したいところです。

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